えりいつ だいすき東海村 クローバー通信

恵利いつの村議会報告

平成26年9月議会質問内容

 初めに、真崎地区で行われました行灯祭りについて少し触れさせていただきます。
 先月30日に行灯祭りが行われました。会場となる真崎古墳群の除染が行われたことで、今年は3年ぶりに木立の中にあんどんがともされました。除染された土のうが中央に山積みになっていたことは残念でしたが、木立の中のあんどんは風情を持ってめでることができました。
 このお祭りに今年は東海中の生徒さんのお手伝いをいただいたそうです。カレーづくりを手伝った生徒さんに感想を聞くと「とても楽しかった。後輩にもしっかりと伝えます」と、はきはきと充実感たっぷりに答えてくれました。また、地域の方からも、中学生にお手伝いをいただいたことはとてもよかった、いい交流が持てたと愛情たっぷりの表情で話されていました。世代間の交流がとてもいい形でできていると、この取り組みに関心いたしました。
 では、1問目の質問に入ります。
 1問目の質問は、国際交流の視点から姉妹都市交流と国際的まちづくりについてです。
 まず姉妹都市交流について、これまでの歴史を大切にして今後の発展のために提案を含めて質問いたします。
 私は、この夏7月1日から9泊11日の日程で姉妹都市アイダホフォールズを訪問し、貴重な体験をしてきました。私は議員という立場ではなく、一般参加でしたので気楽に行ったのですが、現地では議員として紹介され、議会訪問の際は6つの議員席の1つに座り、あちらの議員さんと笑顔を交わしました。アイダホフォールズ市では本当に温かなおもてなしを受けました。姉妹都市盟約から33年、その歴史の積み重ねが今回の私たちの受け入れ、友情ときずなにつながっていることを思うと、これまでにかかわっていただいた東海村、そしてアイダホフォールズ市の皆さんに深く感謝する次第です。
 今回アイダホフォールズ市を訪れたことで、姉妹都市交流の可能性、そして今後取り組むべき課題が見えてきました。その最たるところは、多くの方々にこの経験をしていただきたい、この交流を今後も継続し、充実したものにするためにも、活動の輪を広げたいという思いです。
 一方、昨日の質問にもありましたが、盟約を結んで33年、これまでの活動を振り返り、そして次世代を見据えた取り組みを率直に話し合う時期に来ているのかもしれないという武部議員の質問のところに同じような思いをするところもあります。
 そこで、1回目の質問として2点伺います。
 姉妹都市交流の活動を住民の多くの方に知っていただく、そしてその活動に関心を持っていただき、参加していただくためにも広報のあり方を考えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 2点目は、国際的まちづくりを標榜する東海村です。今後のまちづくりの一環として、また姉妹都市交流の継続・発展のためにも広く村民、自営業者、村内企業などを巻き込み、そして次世代を担う人材の育成が必要と思います。いかがお考えでしょうか。
 2点目の質問については昨日ご答弁いただいたところもありますけれども、加えて何かお答えいただくことがあればよろしくお願いいたします。
  • 副村長
     姉妹都市交流と国際的まちづくり推進についてお答えいたします。
     まずアイダホフォールズ市との交流の広報についてでございますが、団員の募集、訪問結果、これらにつきましては広報「とうかい」、こちらに掲載するほか、同市からの記念品、これを姉妹都市交流会館や図書館、それから東海駅の待合室、こういったところへ展示するなど村民の目に広く触れるように努めているところでございます。
     また、東海村国際センターでは東海まつりやI~MOの祭りにおいて姉妹都市交流に関するPRもしているところでございます。さらに、村、それから姉妹都市交流会館が行っておるフェイスブック、これを活用いたしましてアイダホ訪問の様子、それから来日の様子、こういったものをホットな情報をお届けするよう心がけております。
     さらに多くの方々に広報できるよう効果的な広報のあり方について、今後も国際センターと協力しながら検討していきたいというふうに考えております。
     次に、次世代を担う人材育成を見据えた今後の取り組みについてでございますが、武部議員のご質問でもお答えしましたように、今年から中学生から大学生までで構成するユースグループ、こういったものを立ち上げ、またさらにはホストファミリーを含め、大人の方々にも多くの関心を寄せていただくことができました。これもひとえに長年携わってきていただいた方々のご尽力によって培ってきた歴史と友情のたまものであるというふうに考えております。村としましても、さらにこの活動が40年、50年と発展させられるよう活動を支援していきたいというふうに考えております。
     以上でございます。
 今年の学生訪問団受け入れに際し、ユースグループを立ち上げた試みはとってもよかったと、よかったのではないかと個人的に思っております。若者のつながり、きずなが芽生えたことは今後に期待するところです。
 再質問は3点質問いたします。
 まず2点、提案を含め副村長にお尋ねいたします。
 アイダホフォールズ市と姉妹都市であるということは知っていても、アイダホのことはポテトの産地というくらいで、そのほかは知らないという村民が多いのではないでしょうか。いかに知ってもらうかがポイントです。いろいろ工夫されているところは今伺いましたけれども、私の考えも述べさせていただきます。
 例えば、イモゾーファミリーです。最近はイモゾーファミリーの出番も多くなり、イモゾーファンの私としては大いに満足しているところです。露出度を増やし、皆さんに広く知ってもらったこと、そして身近に感じることでイモゾーファミリーファンが急激に増えていると感じます。姉妹都市交流の裾野を広げることもそれと同じで、アイダホを知ってもらうことではないかと思います。
 アイダホフォールズ市では、東海村からの贈り物をいろいろな場所で展示してありました。図書館内で目を引いた大きな鯉のぼりについて、訪問団の時期に合わせて飾っているのかと尋ねたところ、通年飾ってあるそうです。東海村ではアイダホフォールズ市からの贈り物は、先ほど副村長の答弁の中にありましたが、姉妹都市交流会館や村長室、図書館あたりに展示がありますが、一般市民へのアピール度はまだ低いのではないかと思います。姉妹都市からの贈り物をもっと活用し、村民がそれらに触れる機会を積極的に提供する。姉妹都市交流会館へ足を運ばない人こそアピールすることが大切なのではないでしょうか。
 例えば図書館の一角でアイダホフォールズフェアを企画する、または学校で出前講座を開くなどです。村長室で先日見せていただいたんですけれども、インディアンの矢尻を間近に見たりとか、カウボーイの金具のついたブーツですね、ちょっときょうはサンプルに持ってこさせていただきましたけれども、こういうブーツが姉妹都市交流にはありますけれども、こういうものを子供が見たら、すごくわくわくするんじゃないか。大人でもこういうものがあるんだと、ここで馬を蹴るそうです。いろいろありますが、このように現地のものに触れることで興味が膨らみます。
 東海村は研究者家族も多く、外国文化を身近に感じているご家庭もあるとはいえ、そのようなご家庭ばかりではありません。アイダホフォールズからの贈り物を姉妹都市交流会館から出して出前展示を開催することにより、多くの人たちに異文化に触れるチャンスを提供できます。それはホームステイを夢見る子、またはホストファミリーとして受け入れを前向きに考える家庭など、いろいろな刺激になるはずです。知ることは力になります。多くの人が異文化に触れることができ、裾野を広げる一歩になると考えますが、いかがでしょうか。
 また、先ほど村長のお答えの中にもありましたけれども、訪問団の日程について提案です。もう村長のお気持ちの中ではいろいろ考えていらっしゃるなというのは察したんですけれども、私の提案もさせていただきます。
 今回は9泊11日の日程で、たっぷりと楽しむことができ、私は満足しましたが、このスケジュールだと仕事との兼ね合いで参加を断念する方もいると考えます。特に現役世代のお勤めの方だと、日本ではかなり長期休暇が取りにくいのが現実です。そのような方々も参加しやすいように、何回かに1回は短い日程での訪問を計画することも交流人口を増やすことにつながると考えますが、いかがでしょうか。
 3点目の質問は、教育長にお尋ねいたします。
 私はこの年齢にして大変感動して帰ってまいりました。20年くらい前にアメリカを旅行したときの単なるサイトシーイングの楽しさとは違って、コミュニケーションもままならないながらも友情を育む喜びが持てました。この感動をもっと若いときにしていたら、英語の勉強も身についたかと思うところです。グローバル社会です。教育的視点からも姉妹都市交流の推進は大きな意義があると私は考えますが、先ほどの提案も含め、その他、教育長のお考えをお聞かせください。
  • 副村長
     展示物を広く村民の方にPRするという件でございますが、広く村民の方々に姉妹都市の交流をPRしたいと考えておりますので、小学校などそういったところに展示する場合には、管理上の問題などもあると思いますが、関係機関と調整して実施できるよう進めてまいりたいというふうに考えております。
     それから、訪問の期間につきましては、先ほど村長答弁ありましたように今後検討していきたいというふうに考えておりますので、また引き続きよろしくお願いいたします。
     以上でございます。
  • 教育長
     じゃ、お答えします。
     感想も含めてになると思うんですけれども、まず先ほど議員ご指摘のとおり、アイダホ学生訪問団を受け入れた際にユースグループを立ち上げたということで、私もメンバーを見ました。中学生から大学生まで主体的にかかわったということは、すばらしい試みだと思います。それは、やっぱり自分たちで企画して準備して、おもてなしをするということは、企画力も育ってくるし、東海村の文化も当然学ばなくちゃならないし、そして英語力も自然に身についてくるということで非常にいいなと思います。
     そこで、そういうふうなよさということを考えると、ユースのメンバーを見ると、前年度アイダホに行ったメンバープラスその子供たちが呼びかけたメンバーだけだったんですよね。ですので、ぜひこれはまちづくり課のほうにお願いしたいということでお話はしました。東海中、南中学校の全生徒に呼びかけて希望者を募るということで、子供たちの中には英語力があって外国に留学したいなと、そういうふうな関心を持っている子供たちがかなりいますので、多分中学生が進んで参加できるんじゃないかなと思います。それが1つです。
     2つ目は、姉妹都市交流会館が、私自身もどのように活用されているかちょっと見えない部分がありますので、かつてはあったと思うんですけれども、姉妹都市交流会館に月1回程度、外国人が集まっておしゃべりしたり、サロン的な活動場面があったんですよね、ぜひそれを実現してほしいなと思います。子供たちは月1回、例えば土曜日あたりあると、部活終わった後あたり外国人とおしゃべりしたいなとか、自分の会話力を高めたいなという子供たちが必ず行くと思いますので、そういうふうな場面をつくっていただければ、中学生を送っていきたいなという考えがあります。早速NLTの月1回のミーティングの時間をその交流会館でするような方向で今進めております。
     最後に、アイダホからいただいた記念品、副村長から答弁がありましたように私も3カ所見てまいりました。インディアンのあれすばらしいんですけれども、やっぱり管理が非常に難しいということですので、そこら管理面を考えて、これから検討していきたいなと思います。ただ、アイダホに学生団を送っているとか、今度は学生団が戻ってくる、その期間に図書館あたりでアイダホフェアとか、そういうふうな関心を持たせる企画は非常にいいかなと考えています。
     以上です。
 前向きなご答弁ありがとうございます。ぜひ管理が大変なものは持ち出しが可能かどうかとか、いろいろ幾つかの課題もあると思いますけれども、前向きに取り組んでいただけたらと思います。やはり裾野を広げるということが大きなことだと思います。一番このアイダホフォールズで感じるのは、子供たちに提供したい、この可能性を子供たちにいろいろなチャンスを与えてあげたいという思いがいっぱいです。
 質問は村長にお願いいたします。昨日の武部議員の質問でも取り上げられましたが、国際的まちづくりの視点からお尋ねいたします。
 今年の姉妹都市訪問団では、まず団長としてのお役目お疲れさまでした。私は、一般の旅行では経験できない体験ができたと感謝しております。
 第5次総合計画に掲げてある国際的まちづくりを推進するということは、姉妹都市の方々だけでなく、世界中からの来村者が快適に過ごせるようにまち全体で取り組むということですが、このことについて、かつてレインボーL3策定委員会で提言をまとめた経験から考えますと、歓迎の心を持つ村民が一番大切なことは言うまでもありませんが、ある程度の語学力と活動資金も必要です。ボランティア団体、国際センターでは交流委員会、多文化共生委員会、姉妹都市委員会、広報委員会と4つの委員会を立ち上げ、国際的まちづくりのために少なからず寄与してきたと考えますが、課題もあり、またボランティアでできる見解もあります。今後ますます増えるであろう外国人の受け入れ態勢を充実させるために、国際センターの位置づけをどのようにお考えか伺います。
  • 村長
     お答えします。
     国際センターの位置づけということなんですけれども、非常に難しいです。もともと姉妹都市友好協会と国際交流協会という2つの団体があったものを、国際センターという1つの大きな傘にしたんですが、今、委員会方式になりまして、昔の協会の垣根を越えて融合しているという形上はなっていますが、なかなかうまく機能しないのは私自身も感じています。
     もともとこれはそれぞれ目的が違っていますので、国際化という単純なキーワードでまとめられるほど簡単ではないというふうに思っています。姉妹都市交流は本当にアイダホとだけやっていますから、そこだけしか見ていませんから、一方、国際交流を幅広くやっている方は、どちらかというと在住の方を意識した、それ以外に村は今度は研究者等の一時滞在者みたいな来訪者も含めてやっていますので、国際化といっても対象はばらばらなんで、それを全部一緒くたにするのはなかなか難しい。ですから、それぞれアプローチの仕方は違いますので、そうするとそれぞれにまた組織をつくってしまうと、また分かれてしまう。非常にそこはジレンマですね。
     ただ、組織ができたから、その組織ができたからといって、それが推進されるとは思っていませんので、そこで活動していただいているボランティアの方も含めて、もう一度よく意見を聞きながら、あと在住の方については、やっぱりその人たちの意見をもうちょっと吸い上げる努力が必要なのかなと。やっぱり東海に住んでいて、こういうものが足りないということを直接そういう方に聞かないと、多分文化の違いを乗り越えて何とか日本の文化に溶け込もうとして生活している方々が、そうはいってもやっぱりこういうものがないと不便だよねというのは、やっぱりそういう方から聞くのが一番いいと思うんで、ですからもうちょっと細かくそこは意見を吸い上げるようなことをやっていきながら、それに対して誰が、どういう役割で対応するのかと、役場としてどこまでやるのかということは一応よく検討する必要があるのかなというふうには思っています。
     ただ、国際センター今一生懸命頑張っているので、そこの方々ともよく意見交換しながら、あるべき姿は模索していきたいと思いますが、そう簡単にはできないと思っていますが、1つずつやっていきたいと思っています。
 ぜひこれまでボランティアさんといろいろ協議しながら、いい形の国際化を進めていただきたいと思います。
 では、次の質問に移らせていただきます。
 全ての保護者が不安なく子育てできる環境づくりについて2点提案をして質問いたします。
 今年3月に横浜市で起きたベビーシッター事件は、懸命に子育てしているひとり親家庭に起きた非常に悲しい事件でした。国は、女性が安心して子供を産み育てられる環境づくりとして、育児の切れ目ない支援をするとは言っていますが、この親子には国の支援は間に合いませんでした。東海村は出生率では県内トップであり、また福祉・子育て政策の充実、教育に力を入れていることなどあり、若い家族の転入やひとり親家庭の転入が多いようです。
 村は、子供未来プロジェクトを重要政策の一つとして子育て支援体制にも力を入れていますので、横浜の事件のような痛ましい事件は起きないでしょうし、起こしてはなりません。村の政策を見ますと、子育ての手当や補助金はかなり手厚い政策が用意されていますが、誰もがゆとりを持って子育てできているとはまだ言い難いと思います。
 手当や補助金も大切な支援ではありますが、それ以上に経済的自立、安定のために働ける環境づくり、特に共働き家庭やひとり親家庭の子育て応援として地域で子供を見守る仕組みができないか伺います。
 具体的に言いますと、学童に入るほどではなく、小学校下校後や保育園の終了後、保護者の急な残業やその他の急用等で少しの時間誰かに見てもらいたい、そういうときの受け皿として地域の高齢者がコミセンや集会所などを使って子供を見守る事業を立ち上げられないかということです。この仕組みができれば、就労を希望する母親の社会進出や安定して働くことによる低所得の改善、子供や孫と離れて暮らす高齢者の生きがいづくり、世代を越えた交流、地域のきずな等々につながると考えますが、いかがお考えでしょうか。これが1点目です。
 2点目は、ある退職者のご夫婦の提案を受けての質問です。一般家庭での児童、幼児の預かり制度ができないか伺います。里親ならぬ少しの時間の里じい、里ばあというのか、そういうような仕組みはできないものでしょうか。いかがでしょうか。
  • 福祉部長
     お答えします。
     子育てにかかわるニーズとして、放課後児童クラブを利用しない家庭において、小学校下校時や夏休みなどの期間に一時的に子供の面倒を見てくれたり、保護者の帰宅が遅い家庭の子供に夕食を提供するなどの環境づくりを望む声があることは認識をしております。小学生程度であれば、ご質問いただきましたように高齢者などによるコミセンなどでの子供の見守りも可能であると思われますが、地区社会福祉協議会ではコミセンを会場として、子供たちが参加できるイベントの開催や乳児を対象としたベビーマッサージ教室などの子育て支援に取り組まれている事例もございますので、まずは地域の実情に応じた子育て支援策について、地区社会福祉協議会、自治会、NPOなどによる取り組みを期待したいところでございます。
     実施に際しての課題などがあるときには、地域の皆様の意向を大切にしながら、村として支援を行っていくことも必要かと考えております。
     一方、一般家庭などでの一時預かりにつきましては、来年4月の施行が予定されている子ども・子育て支援新制度において新設される地域型保育事業のうち、家庭的な雰囲気のもとで主にゼロ歳から2歳までの少人数にきめ細やかな保育を行う小規模保育事業、利用定員が20人以下のものでございます、また家庭的保育事業、こちらは利用定員が5人以下のものです、というものがございまして、これには市町村の認可と地域型保育給付費の給付、基準に基づく設備を有した運営などか求められることになりますので、議員お考えのボランティア的取り組みは、対象とする子供が低年齢化するほど、かえって難しさもあるのではないかと考えております。
     いずれにいたしましても、さまざまな年齢の子供を対象とする子育て支援サービスが展開されますことは、自らのニーズに合うものを選択しての利用にもつながりますし、人口減少、少子化が進行する中、社会全体で子ども・子育てを支援する新しい支え合いの仕組みを構築していくことにつながる、このような環境づくりは大切なことと考えますので、貴重なご提案として受けとめさせていただきます。
     以上でございます。
 地域からそういう機運が盛り上がることが一番かと思いますけれども、そういう地域から具体的な提案が出たときには、村の支援がどこに必要か、何ができるかなど、しっかり相談に乗っていただきたいと思います。  1件質問です。住民がボランティア的精神で何かを始めるときに問題になるのが事故時の責任、対応ですね。地域から望まれても、事故時の補償などを考えると次のステップに踏み出せないこともあると考えますが、事業保険に入るなど村の支援は、そういう形が整ったときには、そういう支援は期待できるのかお尋ねいたします。
  • 福祉部長
     お答えいたします。
     ボランティア団体として村の社会福祉協議会のほうに登録している団体におきましては、村で加入しているふれあい保険、そのほうで対応ができるということでございますので、ただ実施する事業にもよりますので、その事業によりましては加入する保険も異なってまいります。いずれにいたしましても事前にご相談をいただければと考えているところでございます。
     以上でございます。
 質問ではありませんけれども、少し感想を述べさせていただきます。
 児童扶養手当の村内の受給者が8月1日現在322人と伺いました。この中には健康で働く意欲のある保護者の方もいらっしゃると思いますけれども、そういう方が経済的自立につながる支援として、しっかりと今後とも取り組んでいただきたいと思います。
 地域の見守りですが、先進的取り組みをする地域をしっかりと支援することで、それが評価されればほかの地域のモデルとなり、村内へ広がると思います。公的支援体制ができないところを地域がカバーする。全ての保護者が不安なく子育てできる環境に一歩でも前進できることを願って、私の質問を終わります。